肉食系はお断り?! オールVEGANのスーパーマーケット Veganz in Berlin
肉食系はお断り?! オールVEGANのスーパーマーケット Veganz in Berlin
Veganzは、置いてある商品がすべてヴィーガンのスーパーマーケット。ベルリンのベジタリアン・ヴィーガンの人にとってはずせない存在です。
ワルシャワ店は駅のすぐ近くにあることもあって、地元の人はもちろん、ここを目指してやってくるツーリストもいます（私含む）。
入り口を入るとすぐに、ナッツやグラノーラの量り売りに混じって、ソイミート（ミンチタイプとブロックタイプ）が。0.99euro（約120円）/100gとかなり良心的な価格です。量り売りのオーガニック野菜はもちろん、自社ブランドの雑穀類、乾燥豆などが並びます。
注目すべきは冷蔵コーナー。植物性のソーセージやハム、乳製品を使っていないバターやチーズなどがとても充実しています。
試食で出ていたBärlauch社のクリームチーズ、なかなかのお味でした。もう一つtofuバターなるものを発見しましたが、こちらのお味は…ちょっと残念な感じ。
ワルシャワ店には、veganカフェ・デリのGoodiesが隣接しています。スタッフもとっても気さくな雰囲気です。
ショーウィンドウに並ぶローのケーキたち。3.9euro（約450円）
バターを使っていないクロワッサンはendorphina（http://endorphina.de）のもの。
グルテンフリーのプチパンも1.9euro（約220円）で買えます。
サラダコーナーで、キヌアやワイルドライスのサラダのほか、そばのサラダを見つけました。和風パスタサラダの感覚ですね。麺の食感を求めてはいけませんが、お味はよかったのです。サラダうどん、サラダ蕎麦の洋風バージョンですね。欲を言えばソバ粉の割合が多いともっとうれしいですね。ヨーロッパで日本食材を扱っているところでも、なかなか十割ソバ、二八ソバを見つけるのは困難です。寿司がどこでも手に入るようになったいま、蕎麦の価値は今後、海外でももっと上がってもいいのでは？と思います。
（左）チーズバーガー4.5euro（約550円）は野菜がたっぷりでジューシー。もちろんチーズも植物性です。
（右）メキシカンの全粒粉ラップサンドは、ライスとキドニービーンズが入っていて、小さくてもお腹にしっかりきて満足感大。
お店にいた人に話しかけてみました。
「僕は完全ではないけど、ほぼベジタリアン。ここの商品は、ベルリンにしては少し値は張るけど、その分モノはいいからね。ここには月数回くらいのペースで来てるかな」とアーティストの男性リン。写真が撮れなかったのが残念です。
スムージーやコールドブリューのコーヒーなど、ドリンクメニューも充実しています。
同じ建物の上の階には、皮を使わないveganの靴屋さんと、もう一つ別のveganのレストランもあるので、また次回行った時にチェックしに行きますね！
Author: Kumi Nagano
Photographer: Kodo Miura
