ロンドン、ヴィーガンナイト / Vegan Nights in London
オランダでプラントベースの料理家・フードコンサルタントとして活動するナチェフめぐみさんより、レポートが届きました。
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ロンドンっ子が毎回楽しみにしているという噂のフードイベント、Vegan Nightsへ出かけてきました。
そうなんです、ロンドンイーストサイド、今、とてもヒップなエリアのショーディッチから歩いていくブリックレーンという通りが面白いんです。小さなお店がいっぱい、ファッション、雑貨、アート、カフェと自分の好きなテイストを探しながら歩いていきます。あれれ、こういう場所に昔ならもう少しドレッドロックやタトゥーな方々が居らっしゃった気がしますが。今はサステイナブルビジネスライク?そんなことを思いながら。町の工場、倉庫のような、ちょっと前はいわゆるスラム街だったこのエリアに新しいクリエイティビティーがやってきている。そんな会場、93 Feet EastでVegan Nightsは年に数回、開催されています。
事前にオンラインでチケット購入する必要があり、綺麗に整列し、入場制限がされています。最後尾がこんな後ろまでつづく長蛇の列。17:00〜23:00までのあいだ、入場できます。わたしはちゃっかり17:00開始とともに並んだので15分待ちで入れました。
中へ入ってみると、屋台がずらりと並んでいます。ネオンやミラーボールでキラキラなDJブース&ホール、ゆっくり座って食べられるガレージなラウンジ、一夜だけのイベントとは思えないほど設備が万端。ロンドンのヴィーガンシーンといえば、バーガー、ホットドッグのほかにインドとアジアの屋台料理があって、そこにローフード、オーガニック要素をとりいれたジェイミーオリバー的フードも多い気がします。一見サラダとも言える、例えばCook Dailyみたいな。つまり地中海、南イタリア、南フランス、北アフリカのフレイバーを上手にブレンドし、ローカルなブリティッシュ食材をつかって、英国伝統料理の基盤に料理を描いていく感じです。もちろん誰もが一流の絵描きではないので、そこで当たり、ハズレがあるわけで、、、それもイギリス食文化の面白みのひとつかもしれません。
Vausagesでは青い色をしたマヨネーズのソースをジャマイカンホットドッグの上にかけてくれました。(が、わたしは普通にそういう色は苦手です)その他
ポータブルピッツァオーブンROCCBOXを3台スタンばって手焼きするナポリ風ピザ屋台Little Leaf Food。
他にも、天然色キュートなカップケーキ屋さんCupcakes & Shhht、アジアンダンプリングやバパオ(中華まん)とフライの点心屋さんPhung Kay Vegan、ピタサンドのWhat the pitta、インドカリー屋台SpiceBox、アフリカンローカルフードの屋台Merkamo Ethiopian、可愛いイタリアのリゾットコロッケのトラックArancini Brothers、手作りセイタンのBBQステーキ屋さんJake’s Vegan Steaksは思い切りジャンクムード満載なフードストールで。一番人気はThe Green GrillかMoosiesのヴィーガンバーガーでした。
次回は2019年1月31日開催、約40店舗が出店予定。(チケットはこちら)
https://www.eventbrite.co.uk/e/vegan-nights-31st-january-2019-tickets-52052640850
ナチェフめぐみ profile
プラントベースの料理家、フードコンサルタント。東京にてベジタリアンカフェのオーナーシェフを10年つとめたのち、2014年よりオランダ在住。現在は、自然の中で暮らしながら、ホリスティックな食事やヨガなどオルタナティブなカルチャーなどのライフスタイルを提案している。
http://www.meguminachev.com